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無名ブランドを根付かせるためには?

2017年08月24日

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From: 高橋裕紀
千葉の実家より


「復元ドライヤーって海外で売れますかね?」


少し前にオーストラリアのビジネスパートナーの方と打ち合わせした内容です。


復元ドライヤーとは、ドライヤーに搭載された特殊な装置から、
「育成光線」というものを放出し、温風を当てるだけで髪のダメージを修復して
美しく健康な髪を育てるといったもの。
しかも、体に当てることで血行を良くし、美肌やダイエットにも効果があるようです。


日本国内では、あるメーカーが開発したものが有名になっているようで、
それを仕入れるルートがあれば、海外でも売れるのではと相談があったのです。


結論から言うと、たぶん売れないんじゃないかと思いました。


1番の理由は、電圧が日本国内しか対応していないこと。
そして、海外で「復元ドライヤー」自体の需要がまったく見られないこと。


得られる効果としては、目を引くものがあると思いますが、
今まで聞いたことのないものを変圧器を買ってまで、
使いたいユーザーがいるかと思うと疑問でした。


【無名ブランドでも売れる条件とは?】

僕たちは、無名のブランドを海外に根付かせるために
現地のモニターを使ったり、関連ブランドの商品より魅力的に見せたりなど、
マーケティング面でできることは、色々あります。


でも、それはあくまで商品の市場が存在していることが前提です。


同じドライヤーでも、海外で売れている日本の商品だと
ebayのsoldアイテムの検索では、
大手P社のナノケアしか見られませんでした。
並行輸入品で、電圧対応していなくても安く買いたいユーザーが
海外にたくさんいるようです。


これは、海外にも支社のある大手企業が
イオンドライヤーという市場を作り出したもので、
これには多額のプロモーション費用がかかります。
僕たちのような個人企業ができることとは違いますね。


逆に無名のブランドでも、関連ブランドがすでに市場を作ってくれている
ジャンルであれば、勝負していける可能性はあります。


市場があるかどうかの判断は、競合がすでにいるかどうか、
そのジャンルのキーワード検索数が十分にあるか、が
主な判断基準になります。


例えば有名ブランドと同じ機能性を持ちながら、より低価格で手に入るものに
ベネフィットを感じてくれるユーザーは結構います。
どの国の消費者も、物の価格が下がることには大賛成なので、
知らないメーカーでも、利点がしっかり伝われば買ってもらえます。


逆に有名ブランドより価格が高くても、そのブランドが満たせていない機能で
ユーザーが有益だと感じる要素があれば、それも訴求ポイントになります。


あとは、商品自体の質に満足すればリピートや口コミが起こるので、
レビューを増やしていったり、YouTubeで動画をアップしたりと
コンテンツをより充実させていけば、売上は自然と伸びていくはずです。


日本では当たり前に出回っている商品でも、
海外にはニーズを満たせていないスキマ産業がまだまだ多くありますので、
チャンスは多いかもしれません。


ただ、新しいものなら何でも売れるといったことではないので、
あらかじめ市場や競合のリサーチをして、売れる可能性を探ることが肝心ですね。
基本的に競合がまったく存在しない市場には、手を出さない方が良いです。
売れないから誰も手を出さない訳なので。


商品の決め方や具体的なリサーチの方法については、今作成中の
「海外市場向けインターネット物販コース」にまとめてありますが、
リリースまでもう少し時間がかかりそうです。。
気長にお待ちいただければと思います。


【編集後記】

最近、テレビで見たのですが「ステーキ食べ放題」というのが、
流行っているようです。
日本の飲食店の競争激化は、とうとうここまで来たかといった印象です。


僕は何事もほどほどに「足を知る」ことが大事だと思っています。
英語だと「moderation」と言いますね。


飲み放題で飲みすぎて、翌日の仕事のパフォーマンスが悪くなるのと同じで、
ステーキを食べ過ぎて、健康や体型に悪影響を及ぼす方が、
食べ放題で元をとる事以上に高くつくのではと思います。


もちろん若いうちは、そんな事考えもしなかったのですが、
何でも便利で、安く、多く手に入る事が必ずしも良い事ではないと思いますが、
あなたはどう思いますか?



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